何気ない一言から退塾に〜講師のモラルを考える。

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  • 2015年02月20日公開
キーワード
矢萩邦彦
話し方
言葉
中学受験
コミュニケーション
塾を離れる生徒達には、様々な理由があります。教育コンサルティングを実施する中で、実際にあった「講師」が原因だったケースを紹介します。
 

悪ふざけが過ぎる講師

先日相談にいらっしゃった中学受験生の保護者Aさんは今まで通っていた大手塾の退塾理由は講師のモラルの低さだと言います。来なくなった生徒について、理由を質問したところ、「○○君はお亡くなりになりました。チーン。」と手を合わせたといいます。そういう感覚の講師が小学生に接し続けているのは信じられない、とAさんは憤ります。これは極端な例としても、実際モラルのない講師は少なくありません。また、たとえ悪気はなくても、学生時間講師のいわゆる「学生ノリ」が通用しない生徒はたくさんいます。
 

約束を守らない講師

「ちょっと待ってて」「その質問には後で答えますね」そう言ってずっと無視され続けた、というのは同じく中学受験生の保護者Bさん。「うちの子はその言葉を信じてずっと待っていたんです。でも一向に対応してくれる気配はなく、数ヶ月が過ぎました」。うっかり忘れていたのならともかく、何度か違う質問をして、同じように流されたと言います。「先生と言うよりも大人としてどうかと思いますよね。うちの子は大人ってそういうものなのか、と半ば諦めてしまっていました」。
 

理由はいちいち言わずに退塾

AさんもBさんも、退塾時に本当の理由を伝えていないと言います。「退塾するということは、愛想が尽きているんです。だから辞めた後にその塾が良くなって欲しいなんて思いませんし、むしろなって欲しくないです」と辛辣な意見を下さいました。
 
どちらのケースも塾業界でよく見るものです。Aさんのケースは性格や言葉遣いなど採用の時点である程度把握できないと根が深い問題を抱えることになりますが、Bさんのケースは、忙しい現場だと起こりがちかも知れません。また「授業のみが自分の仕事で、それ以外は残業だ」と割り切ってしまうような時間講師は十分注意が必要です。
 
講師にとっては沢山の生徒の中の一人ですが、生徒にとってはその教科の唯一の先生だったりします。そういう自覚を持って、生徒と接するように、またそうなるような現場作りが経営サイドに求められます。
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