塾講師と悪口!?教育に必要な姿勢について

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  • 2015年01月21日公開
キーワード
教室運営
心構え
矢萩邦彦
知窓学舎
生徒と上手く行っていない、苦手な生徒が居て授業に行きたくない、という話を聞きます。そんなとき、どういうスタンスで臨めば良いか、またそういう講師にアドバイスをすれば良いか、「リスペクト」というキーワードから考えてみたいと思います。
 

生徒や保護者をリスペクトしているか?

 アメリカの哲学者エマーソンは「教育の秘訣は、生徒を尊敬するところにある」と言いました。これは、現代のあらゆる人間関係が上手く行っていない現場でも同じことが言えると思います。以前、高円宮妃とお目にかかった際、「今の教育で足りないことは何か?」という質問をしたところ、「それはリスペクトでしょう」と答えて頂きました。例えば、教師のことをリスペクトしない生徒が多い理由は、まず保護者が教師のことをリスペクトしていないからで、そういう保護者に対して「あの親はモンスターペアレンツだ」なんて言っていたら、完全に悪循環ではないでしょうか。まず自分から相手の立場を考え、意見を受容する姿勢をとる必要がありそうです。
 

年齢や立場で優劣を判断していないか?

 劇作家の寺山修司は「子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。 毛虫と蝶々が同じものであるわけないんで、毛虫は毛虫として完成しており、蝶々は蝶々として完成してると思う」と言いました。この言葉には、それぞれの人間の、それぞれの時期を、別々にリスペクトするという姿勢が読み取れます。単純に教える側が偉い、あるいは年上が偉い、というような価値観を持っていては、受け入れられにくいのだと思います。
 
時代による価値観の変化もあるのだと思いますが、特に年少の生徒に指導する場合などは、講師の側が先に生徒や関係者に対してリスペクトする姿勢が必要だろうと感じます。
 

生徒に愚痴っていないか?

 もう一つ、他の先生に対する悪口や批判、また学校・塾に対する愚痴などを授業中に言う講師は、生徒に受け入れられにくい傾向があります。当たり前のことですが、生徒にとっては自分が通っている学校・塾であるわけで、しかもその対象の先生にも習っていたりするわけです。それを悪くいうことで混乱させることになりますし、それをしてクラスに善い結果を生むことは考えにくいです。
 
もちろん、本当のこともあるのでしょうが、であれば講師同士や組織として解決すべきで、生徒を巻き込むのは筋違いです。ただでさえ誰かを否定するスタンスは、場の空気を悪くします。教育環境として良いものではないと感じます。
 
もっともこれらをクリアーすれば必ず上手く行くというわけではありませんが、大前提として心得ておくべきことではないでしょうか。
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