【理科講師必見】生物の重要事項!メンデルの法則をわかりやすく説明するコツ!

  • 21,366views
  • 2014年06月12日公開
キーワード
メンデル
遺伝子
血液型
メンデルの法則
中学理科

今回は、生物遺伝の中でも有名なメンデルの法則について扱います。組み合わせ問題なので数学やパズルが得意な人は好きなテーマだと思います。生徒さんと一緒に楽しみながら、授業ができるといいですね。

メンデルの法則の確認

最初にメンデルの法則について確認します。混乱を避けるためにも定義はきちんと教えるようにして下さい。メンデルの法則は、優性の法則、分離の法則、独立の法則の3つからなります。

優性の法則:遺伝子には、表現型が現れ易い遺伝子(優性)と現れにくい遺伝子(劣性)があり、同時に存在した場合、優性の形質のみが表現型として現れる。

分離の法則:両親から受け継いだ2対の遺伝子は融合せずに、次の代に伝わる際には分離する。

独立の法則:異なる2つ以上の形質が対立する場合、特定の組み合わせを成さずに、独立して遺伝する。

説明の仕方は様々ですが、教科書などに書いている定義を確認した上で、問題演習を行いましょう。

血液型

生徒にとって身近な例を扱うことをおすすめします。血液型のABO方式がいいと思います。血液型占いなど、生徒が興味を持ちそうな話題を出しながら解説を進めて行くとよいでしょう。

「フネさんはB型、ナミヘイさんはAB型です。その娘であるサザエさんはA型です。サザエさんにはAB型のマスオさんとの間に、一人息子のタラちゃんがいます。タラちゃんがA型、B型、AB型、O型である確立をそれぞれ求めなさい。ただし、OはA,Bよりも劣性遺伝する。」

血液型と遺伝子型

 では実際に解説して行きます。遺伝子は両親から1つずつ受け継ぐので、遺伝子型は2つペアで考えます。この問題ではナミヘイさんとマスオさんがAB型なので、彼らはA型遺伝子とB型遺伝子を同時に持っているために、AB型です。ここで厄介なのがO型遺伝子です。OはA,Bよりも劣性遺伝する、ということは、A型遺伝子とO型遺伝子を同時に持つ人はA型を示す、B型遺伝子とO型遺伝子を同時に持つ人はB型を示すことになります。

血液型と遺伝子型の対応関係の表を示します。

血液型

磯野家

 メンデル

タラちゃんの血液型を知る為には、マスオさんと、サザエさんの遺伝子型が必要ですが、マスオさんの遺伝子型は「AB」なので、サザエさんの遺伝子型を調べて行きます。問題文から分かる範囲の情報を含めた家系図を作成しました。

フネとサザエの遺伝子型

 メンデル

 サザエさんの遺伝子型は、両親であるフネさんとナミヘイさんの遺伝子型を見ればわかります。ナミヘイさんの遺伝子型は「AB」なので、B型のフネさんの遺伝子型が「BB」なのか「BO」なのかについて検討したいと思います。表を作ると分かり易いでしょう。

フネさんの遺伝子型は「BO」でサザエさんの遺伝子型は「AO」であることが分かります。

タラちゃんは?

 メンデル

 

 では、タラちゃんの遺伝子型を検討して行きたいと思います。これも同様に表を作ります。

タラちゃんの遺伝子型の可能性は、AA,AO,AB,BOの4種類であると分かります。それぞれの遺伝子が50%の確立で受け継がれるとすると、それぞれの遺伝子型が出現する可能性は25%ずつであると分かります。故に、答えはA型:50%、B型:25%、AB型:25%、O型:0%となります。

 

 

メンデルの法則、理解できましたか?


塾講師ステーションには理系科目をはじめ、他にも解説記事・指導法記事がたくさんあります!
 是非チェックしてみてくださいね。

 

 

 

高校生・受験生対象の塾もたくさん!
個別指導塾のアルバイトはこちらから!

 

 

 

 

新規会員登録

コメント

塾講師ステーション情報局について
塾講師の求人を探す

画面上部に戻る