塾講師これはNG!〜気をつけたい印象・発言・行動

たとえ学歴が高くても、講師として最低限のマナーや適性がないと生徒を任せるわけには行きません。

今回は、運営側から見た講師のNG言動や印象についてまとめてみたいと思います。

~目次~


これはNG〜発言編

 「正直、子ども嫌いなんですよね」
 
 
これは今まで現場で最も多く聞いたNG発言の1つです。
 
 
 
百歩譲って、実際に嫌いかどうかはおいておいて、それを仕事とする以上、わざわざそういう発言をすること自体が、塾にも生徒にも保護者にも失礼です。
 
 
似た種類の発言で「できない人の気持ちが全く分からないんですよね」なども、そもそも教えることを放棄しているように聞こえます。
 
 
また、何で講師になったのかを生徒に質問されて「時給が良かったから」「儲かるから」「カネのため」などと答えるのも考えものです。
 
ぶっちゃけている感じがウケたり、その場では盛り上がることもあるかも知れませんが、生徒の信頼は下がると思って間違いないです。
 
 
本当に教える実力と実績が伴っていたとしても、評価されることはまずありません。
 
 
乱暴な言葉使いは大抵NGですが、生徒に対して「タメ口」でフレンドリーに接する方針の塾もあります。
どちらにせよ、強過ぎる発言は控えた方が良いでしょう。
 
 
自分の価値観を押しつけるような話し方も避ける方が無難です。
 
スタッフや他の講師に対してのあいづちが「うん」という講師も見かけますが、決して印象は良くないでしょう。
 
 
 
 
実際に以前関わっていた塾では、生徒に「死ね」と言ったことが原因で退塾になり、言った本人もクビになるというケースがありました。
塾業界に限ったことではありませんが、本当はどう思っているか、は関係ありません。
 
 
 
口から出た言葉がすべてです。


どう伝わるかは相手にゆだねなければいけません。
もちろん完璧には無理ですが、できるだけ誤解を与えないように気をつけることで、信頼を失うリスクを減らしたいところです。
 

これはNG〜行動編

 
まず塾業界に限らずですが、挨拶をしない、聞かれたことに答えない、自分の主張ばかりする、約束を守らない、といった基本的なマナー違反は特に注意すべきです。
 
分からないことを誤魔化したり、嘘を教えたりするのも言語道断です。分からない時は正直に言って、知っていそうな講師に聞いたり、次回までに説明できるようにしておく等の対処が望ましいです。
 
 
授業中に平気でトイレに行く講師も印象が悪いです。
ひどい講師だと問題を解かせている間にタバコを吸いに行く人もいます。
 
トイレの場合緊急事態であれば仕方が無いですが、何度も続くのは時間単位で授業料を払っている生徒や保護者に失礼に当たります。
 
 
また、ドアの開け閉めが乱暴だったり、意味も無く机に座ったり、机をけったりというような態度は、たとえ生徒が原因で怒っていたとしても避けるべきです。
ガムを噛みながら授業をしている講師を見たことがありますが、たとえ口臭予防や眠気防止のためであっても印象は最悪です。
 
 
 
異性の生徒に対してスキンシップを図ろうとしたり、距離が近かったり、じろじろ見たりするのもNGです。
 
これも講師に対する苦情で多い物の1つですが、当人に注意をしても無自覚であったり、また当然ですが、否定することが多く、解決せずにコマを外されてしまう結果になります。
 

これはNG〜印象編

服装自体に関しては、塾によって規定が違いますが、共通していえることは清潔感が著しく無い、つまり「汚い」「臭い」はNGです。

塾講師マナー


実際、ひとり暮らしの男性講師に多いのですが、口臭やタバコの臭いはもちろんですが、ワイシャツを一週間くらい洗っていなかったり、また洗ってあっても生乾きの臭いがキツかったりするケースは少なくありません。
 
生徒からの講師への苦情も「臭い」は意外に多いです。

しかし、教室長やスタッフも講師本人に臭いを注意できないことが多く、何が問題なのか本人が分からないまま、担当を減らされてしまうこともしばしばです。



 
また、話し方が速すぎたり、ゆっくりすぎたり、目線が高すぎたり低すぎたり、極端な場合は注意が必要です。

貧乏揺すりが激しかったり、視線や動作に落ち着きがないのも、相手を不安にさせます。

「見た目や印象と授業の質は関係ない」という意見も聞かれますが、それは顧客である生徒や保護者が判断することで、講師自身で主張しても仕方がありません。

逆に言えば、生徒や保護者から支持を得ていれば、ほとんどの場合問題はありません。
 
 
 
 
以上、大きく3つに分けて説明しましたが、清潔感があり、明るく謙虚に一生懸命な態度で取り組むことが大事です。
 
その上で実力や実績が積み重なれば、着実に信頼や人気を得ることができると思います。
 
是非、常に自省改善を心がけて、塾講師経験を人生に活かせるようにして欲しいと思います。
 
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記事執筆者:矢萩邦彦

教育・アート・ジャーナリズムの現場で活動し、一つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を目指す日本初のアルスコンビネーター(命名は松岡正剛)。予備校でレギュラー授業を持ちながら、全国で江戸的私塾『鏡明塾』を展開、分野にとらわれない現代版陽明学を実践している。学校機関でも特別講師として平和学・社会学・教育学など講演。2014年、横浜に「受験×探究型学習」をコンセプトにした統合型学習塾『知窓学舎』(http://www.chisou-gakusha.jp)をオープン、トータルプロデュース、講義の他、教育コンサルタントとして受験指南・講師研修・企業研修等も手がけている。代表取締役を務める株式会社スタディオアフタモードではジャーナリスト育成や大学との共同研究に従事、ロンドン・ソチパラリンピックには公式記者として派遣。主宰する教養の未来研究所では戦略PRコンサルタント・クリエイティブディレクター・社会学研究者として企業の未来戦略やブランディングを手がけ、Yahoo!ニュースの個人オーサーとしても記事を配信している。

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