スーツの着こなし術【女性編】

執筆者
塾講師ステーション情報局
編集部
塾講師ステーション情報局上の記事の企画・執筆・編集を実施。塾講師バイトの記事を多数執筆している有識者など、塾業界に精通しているメンバーが所属。今回の記事では、個別指導塾に1年、集団塾・チューターに2年務めている大学3年の現役塾講師Mの経験談を交えています。
初めてのスーツ選びや着こなしは、少しハードルが高く感じるかもしれません。しかし、スーツは面接での第一印象を左右し、さらに実際の勤務でも、生徒や保護者からの信頼を得るための大切なツールになります。
このガイドでは、これから塾講師バイトに応募する方も、実際に働くことになった方も役立つ、今どきのスーツ着こなし術をまとめました。これを読んで、自信を持って塾講師の第一歩を踏み出しましょう!
今回は、女性がスーツを着こなす上で絶対に守るべき基本ルールを、編集部に所属している現役塾講師Mの体験談も踏まえて解説していきます。
それではいきましょう!
面接や勤務でどう使い分ける?スカート vs パンツスーツ
塾講師のアルバイトでは、面接から実際の勤務までスーツを着る機会があります。そこで迷うのが、スカートにするか、パンツスーツにするか。どちらを選んでもOKですが、それぞれ与える印象やメリットが違うので、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。
スカートスタイル
- 柔らかく親しみやすい印象:女性らしい柔らかな雰囲気を演出し、生徒や保護者に安心感を与えやすいです。
- 清潔感と真面目さ:きちんとした印象で、フォーマルな場面や面接に適しています。
パンツスタイル
- 活動的で知的な印象:動きやすく、活発でテキパードな印象を与えます。特に理系科目やスポーツ系部活を指導する際など、フットワークの軽さをアピールしたい場面で効果的です。
- 機能性:動きやすいため、板書が多い授業や長時間立ちっぱなしの勤務でも快適です。
〈現役塾講師の体験談〉
私の職場では女性講師が7人で、パンツスーツ3人、スカート4人とほぼ半分でした。
私の場合は、どちらも試着した時にパンツの方が似合うからという理由でパンツスーツにしました。 特に指定がない限りはどちらでも大丈夫だと思います!
襟のタイプで印象が変わる!ブラウスの選び方
スーツに合わせるブラウスの襟元は、大きく分けて2種類あります。どちらを選んでもOKですが、それぞれ与える印象が違うので、自分のスタイルやなりたいイメージに合わせて選びましょう。
スキッパーカラー(開襟タイプ)
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首元がすっきり見える:襟元が開いているので、顔周りが明るく、すっきりとした印象になります。
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女性らしく柔らかい印象:抜け感が出て、親しみやすく、優しい雰囲気を演出できます。
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着脱しやすい:ボタンを留める手間がなく、忙しい時にも便利です。
レギュラーカラー(ボタン付きタイプ)
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真面目で誠実な印象:ボタンを上まで留めることで、きちんとした誠実な印象を与えます。
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凛としたプロフェッショナルな雰囲気:きっちりとした着こなしになるため、シャープで知的な雰囲気を演出したい時におすすめです。
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どんなスーツにも合わせやすい:定番の形なので、合わせるスーツを選びません。
どちらのタイプも、自分の好みや塾の雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。
これだけは押さえておきたい!スーツ着こなしの8つのポイント
面接や勤務で自信を持って振る舞うためには、細部への気配りが大切です。ここでは、スーツを着る上で見落としがちな8つのポイントを紹介します!
1、スーツは「ジャストサイズ」を選ぶ!
スーツは体型にぴったり合うジャストサイズのものを選びましょう。動きやすさを考えて大きめを選びたくなりますが、だらしない印象を与えてしまいます。肩幅、袖丈、スカートやパンツの丈など、お店でしっかり採寸してもらうことが重要です。予算に余裕があれば、オーダーメイドもおすすめです。
2、ブラウスの「襟」を出すかは、「自分の印象をどう見せたいか」に応じて変更する
ブラウスの襟元には、主にスキッパー(開襟)とレギュラー(ボタン付き)の2種類があります。
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スキッパー:首元が開いていて、明るく元気な印象を与えます。
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レギュラー:ボタンを上まで留めることで、真面目で誠実な印象になります。
塾の雰囲気やなりたいイメージに合わせて使い分けるのが良いでしょう。
●スキッパー(開き襟)

・メリット
首元のボタンがレギュラータイプより少ないため、襟を大きく見せることができます。
そのため、相手に「元気な印象」を与えることができます。
・デメリット
胸元が開きすぎると、襟がグシャっとなるため、しっかり着こなさないと、似合わない可能性があります。
●レギュラー(ボタン付き)

・メリット
首元まであるボタンを留めると、見た目の印象がスッキリします。
そのため、相手に「真面目な印象」を与えることができます。
・デメリット
体格的にレギュラーが厳しい人は、首のボタンを留めることで、かえって苦しそうに見える可能性もあります。
3、上着(ジャケット)のボタンは全部留める
男性のスーツには「一番下のボタンは留めない」というマナーがありますが、女性の場合はすべてのボタンを留めます。男女でマナーが異なるので、注意しましょう。
4、スカートの丈は「ヒザが隠れるくらいの長さ」で
スカートを着用する場合、座ったときに膝が隠れるくらいの長さが理想的です。短すぎるとだらしない印象になり、長すぎても野暮ったく見えてしまうため、バランスが大切です。

5、ブラウスの袖は上着(ジャケット)から見えないようにする
女性のスーツの着こなしにおいては、ブラウスの袖は上着から見えないようにする方が良いといわれています。ただ、正式なスーツの着こなしにおいては、上着の袖から「1~1.5cm」のインナーの袖を見せるべきというルールがあります。女性のスーツ着用の歴史は短いため、既存のルールにどこまで合わせるかということが難しいのですが、もし、あなたがファッションに詳しい方に会う場合などには、ブラウスを上着の袖から1~1.5cm出しても良いでしょう。
6、バッグは落ち着いた色のものを選ぶ
スーツには黒や茶色といった落ち着いた色のバッグが似合います。そのため、私服の時に使っているような派手なカジュアルバッグは持たないようにしてください。また、一見、派手なに見えなくても、ブランドロゴが大きく見えるようなバッグは、例え黒色や茶色であっても派手な印象を与えてしまいます。そのため、明らかにブランドものだと分かるバッグは選ばず、もしブランドものを選ぶ場合には、ロゴの配置などが控えめなデザインのものが良いでしょう。

7、ストッキングはナチュラルなベージュを基本に
スーツに合わせるストッキングはナチュラルなベージュを基本にし、柄物などの派手なものは避けましょう。
8、スカートとパンツはTPOに合わせて使い分ける
前述したように、スカートは柔らかい印象を、パンツは活動的で知的な印象を与えます。面接や授業の雰囲気、自分のなりたいイメージに合わせて使い分けるのがおすすめです。
まとめ
ここまで、塾講師の面接や勤務で役立つスーツの着こなし術をご紹介しました。いかがでしたか?
スーツは、ただの「制服」ではありません。面接ではあなたの第一印象を、勤務中は生徒や保護者との信頼関係を築くための大切なツールになります。
特に、塾講師のように人前に立つ仕事では、多くの人から見られています。だからこそ、TPOに合わせた着こなしを心がけ、自信を持って仕事に臨んでいきましょう。
ここで紹介したポイントが、皆さんの塾講師ライフをより豊かにするヒントになれば幸いです。
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