塾講師への転職は未経験でも可能?求人の選び方や必要なスキルを解説
塾講師への転職は未経験の方でも可能です。塾講師の仕事内容や求められているスキル、評価される素養などについて事前に知っておけば、さらに採用されやすくなるでしょう。塾講師に転職する前に知っておきたい知識を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
■未経験でも塾講師へ転職できる?
■未経験から転職しやすい求人の選び方
■未経験から塾講師へ転職した成功事例
■塾講師への転職前に知っておきたい基礎知識
■塾講師への転職に有利な素養
■年代別|塾講師へ転職する際の志望動機例
■未経験から塾講師への転職を成功させるために
未経験でも塾講師へ転職できる?
「塾で働いた経験がないけれど、本当に転職できるのだろうか」「教育業界以外の経験でも活かせるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、塾講師は未経験からでも転職を目指せる仕事です。 実際に、指導経験を必須としない求人もあり、営業・接客・販売・マネジメントなど、異業種で培った経験が評価されるケースもあります。
塾ステキャリアに掲載されている求人を調査すると、1,364件中929件(約68%)が未経験応募可能でした。
ただし、求人によって求められる経験は異なります。未経験から転職する場合は、研修制度や仕事内容、自分の経験を活かせるかまで確認することが大切です。
次のセクションから、未経験から塾講師へ転職する際に、どのような求人を選べばよいのかを具体的に見ていきましょう。
未経験から転職しやすい求人の選び方
未経験から塾講師へ転職する場合は、「未経験歓迎」と書かれているかだけでなく、入社後に成長できる環境が整っているかを確認することが大切です。
特にチェックしたいのは、研修制度の有無や仕事内容、応募条件です。授業研修や先輩社員によるフォローがある求人であれば、指導経験がなくても仕事を身につけやすくなります。また、講師業務だけでなく教室運営や保護者対応を含む求人では、営業・接客・マネジメントなど異業種での経験を活かせる場合もあります。
| 確認したいポイント | 未経験者に おすすめの求人例 |
|
| 研修制度 | 指導経験・教員免許が必須か | 模擬授業研修・OJTあり |
| 応募条件 | 未経験から業務を 身につけられる環境か |
「未経験歓迎」 「教員免許不要」 |
| 仕事内容 | 授業中心か、 教室運営も担当するか |
営業・接客経験を 活かせる教室運営職 |
| 待遇 | 給与・休日・勤務時間 | 昇給あり、業績賞与あり 週休2日制など |
求人を見る際は、給与や勤務地だけで判断せず、「どのような未経験者を想定している求人か」「自分のこれまでの経験と仕事内容がつながるか」まで確認しておくと、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
未経験から塾講師へ転職した成功事例
実際に、塾ステキャリアエージェントを利用して異業種から塾業界への転職を実現した方も多くいます。
例えば、Sさんは営業事務として働いていましたが、「子どもたちの成長を支える仕事がしたい」という思いから転職活動を開始しました。教育業界は未経験でしたが、これまでの経験や強みを整理しながら転職活動を進め、個別指導塾の教室長への転職を実現しました。 入社の決め手として、企業の教育理念への共感に加え、未経験でも新しいことに挑戦できる環境だったことを挙げています。
| 営業事務から個別指導塾の教室長へ転職したSさんの詳しい体験談はこちら | ![]() |
Sさんのように未経験から塾業界を目指す際は、転職後の働き方をイメージすることも大切です。続いて、塾講師の仕事内容や勤務形態、年収などの基礎知識を見ていきましょう。
塾講師への転職前に知っておきたい基礎知識
塾講師の仕事内容や勤務形態、年収などについて解説します。今後のキャリアアップも視野に入れながら転職活動を進めていきましょう。
塾講師の仕事内容
| 生徒の学習指導 | 塾の運営に関わる仕事 |
|
・授業 |
・新規生徒の獲得 |
正社員の塾講師の仕事には、生徒の学習指導と塾の運営に関わる仕事の2つのパターンがあります。塾の方針や立場によって仕事内容は様々なので、応募先に直接問い合わせてみましょう。
塾講師の勤務形態

休日やシフトのサイクルは、塾によって様々です。基本的に塾は、学校が終わった夕方から夜に開校されることが多いです。
授業の後に、翌日の準備や事務作業を行う場合には残業ができ、帰宅時間が遅くなる傾向にあります。また、土日はどちらかが開校している塾が多く、週末に連休を取ることは難しいケースが多いです。
塾講師の年収
| 塾講師の平均年収 | 約442万円※ |
※賃金構造基本統計調査から、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて年収を算出
学習塾の規模が大きいほど、年収は上がる傾向にあります。また、主任・教室長・塾長などの役職に就くことでも年収は高くなります。
塾によっては、進学や成績などの成果や、生徒や保護者からの人気によって給与が左右されることもあります。なお、残業は比較的多い傾向にある業界のため、応募先の残業代・時間外手当の扱いがどうなのかしっかりと確認しておきましょう。
塾講師の年収についてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
| 塾講師の年収は平均442万円|年代・企業別の給与を比較! | ![]() |
塾講師のやりがい

塾講師として最も大きくやりがいを感じるのは、生徒の成長を実感できることにあるといえるでしょう。成績が上がったときや志望校に合格したときなどに、生徒や保護者に感謝されることも大きなやりがいのひとつです。
これまで自分自身が学校や塾で学んできたことを活用できるという点も、塾講師ならではのやりがいにつながるでしょう。向上心を持って塾講師の仕事に取り組めば、経験を積むほどプレゼンテーション能力が上がり、塾講師以外の仕事にもスキルを活用できるようになります。
塾講師のキャリアアップ
- 勤務先の塾で昇進する
- 自身で開塾する
- プロ講師になる
塾講師のキャリアアップとしては、同じ塾内の主任・教室長・エリア長・塾長などへの昇進が最も多いです。最近はオンライン授業の技術も進化し、自宅や狭いスペースでの授業も可能なため、ノウハウを活かして塾を開く人もいます。
また、複数の塾を掛け持ちして働く「プロ講師」というキャリアの積み方もあります。プロ講師になり、実績を積むことで、人気講師として書籍を出したり、テレビ番組に出演したりとメディア露出が増える展開も想定されます。将来の理想像に合わせて、塾講師としてのキャリアアッププランを立てておきましょう。
塾講師への転職に有利な素養
- 一般受験の経験
- 理数系科目の知識
- ICTリテラシー
- 教員免許
塾や予備校生は一般受験する生徒も多く、経験がある講師であればリアルなアドバイスができるのではないかと期待されるでしょう。内部進学や推薦受験ではないことを、履歴書に記載してアピールすると効果的です。
理数系科目を教えられる講師は人数が少なく、重宝されます。対応可能な場合は、履歴書に記載しておきましょう。また、今はタブレットを使った授業が増えており、ICT(情報通信技術)リテラシーがあると即戦力として採用されやすくなります。
年代別|塾講師へ転職する際の志望動機例
履歴書の志望動機の欄は、採用の際に注目されるポイントです。また、面接時にも質問されることが多いので、面接担当者にアピールできる志望動機を話せるようにしておきましょう。
20代で転職する場合の志望動機例
弟に勉強を教えていた経験から、人に教えて喜んでもらうことが好きになり、大学生のときに御校で塾講師のアルバイトを4年間続けました。生徒たちを教えながらも自分自身が成長できる良い機会でした。塾講師に転職したいと思い立ってから、真っ先に思い浮かんだのが御校で過ごした時間です。アルバイトではなく正社員として働くことで、より積極的に生徒と関わっていきたいと思います。
教えることが好きであること、塾講師の経験があることなどを述べると、面接担当者にアピールしやすくなります。志望動機に加えて、今後の抱負もアピールしましょう。
30代で転職する場合の志望動機例
教育業界に興味があり、大学生のときは教員を志していました。他業種への関心が芽生えたことから大学卒業後はメーカーに就職しましたが、やはり自分は教えることが好きだと再認識し、講師になることを決めました。御校の魅力である、生徒一人一人に寄り添った個別指導法に惹かれたことが、今回応募した大きな理由です。生徒たちの理解を深める授業を追求していきたいと考えています。
塾講師になりたいという思いだけでなく、なぜその塾を選んだのかについても述べることで、より説得力のある志望動機になります。
40~50代で転職する場合の志望動機例
専業主婦として家事と育児に専念してきましたが、社会との関わりがないことに危機感を覚え、子育てがひと段落したのを機に塾講師になりたいと考えるようになりました。育児に勤しんだ経験を活かし、子ども目線での「なぜ」「どうして」に答えられる講師になりたいと思っています。また、御校では研修システムが充実しているので、講師としてのスキルを基礎から身に付けられる点にも心を惹かれました。
塾講師としての経験がなくても、子どもと関わってきた経験をアピールすることで、面接担当者の心をつかむことができます。また、研修システムなどに触れることで、しっかりと塾について調べて応募していることをアピールできるでしょう。
未経験から塾講師への転職を成功させるために
塾講師は、未経験からでも転職を目指せる仕事です。ただし、求人によって求められる経験や仕事内容は異なるため、「未経験歓迎」という条件だけでなく、研修制度や仕事内容、待遇などを確認し、自分に合った求人を選ぶことが大切です。
また、営業・接客・マネジメントなど、これまでの仕事で培った経験が塾講師の仕事に活かせる場合もあります。自分の経験を整理し、応募先でどのように活かせるかを伝えられるよう準備しておきましょう。
「自分の経験を活かせる求人が分からない」「未経験からの転職活動に不安がある」という方は、塾業界に詳しいエージェントへ相談するのも一つの方法です。
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