公開日 2014/06/21
更新日 2021/12/17

仕事算を2通りの解き方でマスターしよう!【小学生・算数】

仕事算を2通りの解き方でマスターしよう!【小学生・算数】

今回は小学生算数の仕事算を解説します!
解き方が2パターンあるのは知っていましたか?
基本から解説していきます。

仕事算とは?

久しぶりに仕事算を扱う人のために、辞書による説明を引用しておきます。
”仕事を主題とした算術の応用問題。ある仕事を仕上げるのに A は八日間, B は六日間かかる。二人共同ですれば何日間で仕上がるか」というような問題。”
就活のSPIにも頻出です。
就活生のみなさんも確認しておいて下さい。

基本問題

例題:Aさんがすると12時間、Bさんがすると6時間かかる仕事があります。この仕事を2人一緒にすると何時間かかるでしょうか。

仕事全体を1と仮定して解く方法

仕事全体を1とすると、Aは12時間で終わるのでAが1時間にする仕事の量は全体の12分の1です。Bだと6時間で終わるのでBが1時間にする仕事の量は6分の1です。
仕事算
AとBが2人で一緒に1時間にする仕事の量は

仕事算

になります。よって、求める答えは、

仕事算

になります。

仕事全体を仕事の時間や日数の公倍数で仮定して解く方法

仕事全体を12時間(Aの仕事にかかる時間)と6時間(Bの仕事にかかる時間)の最小公倍数である、12とします。
AとBが2人で一緒に1時間にする仕事の量は

仕事算

AとBが2人で一緒に1時間にする仕事の量は

仕事算

になります。よって、求める答えは、

仕事算

になります。

応用問題

問い:Aさんが1人ですると36日、AさんとBさん2人が一緒にすると12日かかる仕事があります。この仕事をBさんが1人ですると何日かかりますか。

仕事全体を1と仮定して解く方法

 仕事算


Bさんが1日にする仕事の量は

仕事算
求める答えは、

仕事算

仕事全体を仕事の時間や日数の公倍数で仮定して解く方法

仕事全体を36日(Aの仕事にかかる日数)と12日(AとBの時の日数)の最小公倍数である、36とします。
仕事算
Bさんが1日にする仕事の量は

仕事算


よって求める答えは、

仕事算


小学生対象の塾講師求人もたくさん!
集団指導の求人はこちら!↓





関連記事

  • みんなと差がつく規則性! 規則性に強くなるコツとは?①

    みんなと差がつく規則性! 規則性に強くなるコツとは?①

    2025/01/31
  • 10円玉をピカピカにしよう!![高校化学]

    10円玉をピカピカにしよう!![高校化学]

    2025/01/31
  • 中国王朝の簡単な覚え方!リズムに乗せて歌って覚えよう!?

    中国王朝の簡単な覚え方!リズムに乗せて歌って覚えよう!?

    2025/01/31
  • 最大公約数・最小公倍数の求め方【小学生算数指導にも役立ちます!】

    最大公約数・最小公倍数の求め方【小学生算数指導にも役立ちます!】

    2025/01/31
  • よい作文を書くための6つのポイント!【国語科講師必読】

    よい作文を書くための6つのポイント!【国語科講師必読】

    2025/01/31
  • 資本主義、社会主義、共産主義の違いをわかりやすく解説!

    資本主義、社会主義、共産主義の違いをわかりやすく解説!

    2025/01/31

新着記事

  • 塾講師に就職するなら知っておきたい!年収や仕事内容を解説

    塾講師に就職するなら知っておきたい!年収や仕事内容を解説

    2025/12/12
  • 塾講師の正社員の仕事はつらい?実態や就職前に知っておきたいこと

    塾講師の正社員の仕事はつらい?実態や就職前に知っておきたいこと

    2025/12/12
  • 【例文あり】教員の転職で使える強みを紹介!伝え方のコツも解説

    【例文あり】教員の転職で使える強みを紹介!伝え方のコツも解説

    2025/12/12
  • 東京個別指導学院(ベネッセグループ)正社員の仕事内容、勤務時間、給料・年収について解説

    東京個別指導学院(ベネッセグループ)正社員の仕事内容、勤務時間、給料・年収について解説

    2025/12/12
  • 株式会社メイツ(個別指導塾WAYS)正社員の仕事内容、勤務時間、給料・年収について解説

    株式会社メイツ(個別指導塾WAYS)正社員の仕事内容、勤務時間、給料・年収について解説

    2025/12/12
  • 「転職するなら今?」塾業界への転職実例とベストタイミングを解説

    「転職するなら今?」塾業界への転職実例とベストタイミングを解説

    2025/12/12