【改善方法】文体、強調、文字色、見出し…記事の体裁面の改善点まとめ
【改善方法】体裁面を直してよりよい記事を目指す
今記事では記事の体裁面(レイアウト面)の観点からの修正方法をレクチャーしていきます。
これらの方法を意識して守るだけで記事の見栄えがぐっとよくなり記事のレベルが上がります。ぜひ参考にしてみてください。
修正依頼時の課題と改善策
【課題】×色や文体にバラつきがあり、記事として読みづらい場合
【課題】×誤字脱字がある場合
【改善策】こちらはチェック完了した段階で申請をお願いします。今一度、誤字脱字や文章に不自然なところがないかなどのセルフチェックをお願いします。ページ後半にライティングのポイントを示します。
【課題】×日本語として不自然な文章の場合
【改善策】語尾や口調が途中から変わったり、生徒目線になったり、流れとして不自然な文章構成
を書いてしまう場合です。文法にもご注意ください。文章の構成を考えずに書き出した場合によく
見られる特徴です。
【課題】×話し言葉が多すぎる
【改善策】記事には硬すぎる文章が求められるわけではないですが、 話し言葉が多すぎるフランクな記事は不特定多数に公開する記事としてあまりふさわしいものではありません。接続詞の選択(ex:×…だから、でも.etc…○よって、しかし.etc…)、語尾等細かい部分にも話し言葉か書き言葉かの配慮をお願いします。
【課題】×改行が少なくて見づらい
【改善策】文字がぎっしり書かれている記事はあまり好まれません。文章の区切りがいいところで改行し、段落を改めて書き直したほうがビジュアル的にすっきりとしたいい記事になります。
【課題】×改行が多すぎて不自然
【改善策】改行がほとんどなく見にくい記事に比べたらまだましですが、改行が多すぎる記事もビジュアル的によくありません。
この場合の改行が多すぎるというのは、文字が何も書かれていない空白行が多く続くということを指します。
さて、実際にそのような書き方でこの改善策を書いてみましたが、皆さん見にくいと思われたのではないでしょうか。
個人ブログ等でよく見られるこの手法も、情報局の記事としてはあまりふさわしくありません。
段落を改めて書き直す場合は、空白行を何行も作ることなく、一行のみ空けることを守ってください。
見出しの使い方について
改行・段落の使い方について述べましたが、それに関連する重要なツールとして見出しがあります。
見出しを効果的に用いるだけで記事の質が大きく変わります。ぜひここでしっかりとご確認ください。
【課題】✖見出しの使用がない場合
【改善策】見出しを使用しましょう。見出しが使用されていないと、非常に読みづらいデザイン・記事に
なってしまいがちです。また、書き手にとっても文章構成を意識しづらく、何を書いているか
分からなくなってしまいます。
【課題】✖見出し1の使用を複数使用している場合
【改善策】見出し1の使用は原則一回のみとさせていただいております。
見出しの使用方法
基本的に各段落の冒頭で見出しを使用します。
本文構成が視覚的に分かりやすくなることで、より伝わりやすい記事になります。
・本文の一番最初に、記事全体を統一するようなキャッチなタイトルを書き、それを見出し1をつかって囲います。
・2度目以降見出し1は使用せずに、見出し2(大段落)、見出し3,4、…(小段落)といった風にお使いください。
・見出し1は記事の冒頭1度のみの使用にしますが、見出し2以降は再利用可能です。
記事のタイトルや見出しはユーザーが最初に目にする部分であり、検索エンジンからの流入効果も期待できます。
今記事は正統な見出しの使い方を意識して作成しています。ぜひ今記事を参考に見出しを効果的にお使いください。
文字色(ひと記事内で使える文字色は3色まで)
【課題】×文字色が多用されすぎていて見にくい
【改善策】さすがに上の文章は色使いが極端すぎますが、程度の差はあれ色使いの基準が守られていない記事も散見されます。サイトの文章の統一感を守るために、色使いにも一定のルールがあります。
色使いのルール
色は原則3色まで使用可能です。
またサイト全体を統一するため、色にはそれぞれ意味があります。
赤・・・否定・禁止・ネガティブな強調
青・・・関連記事や引用元などのリンク(リンクは自動的に文字色が青色になります)
黒・・・通常
黒太字・・・強調(専門用語やキーとなる言葉)
それ以上の使用は見づらくなってしまうのでご注意ください。
読者にとって読みやすく、分かりやすい記事にしていきましょう!
基本的に強調は黒太字のみにするのがベストです。
しかし、見やすさが保たれ、かつ効果的な強調の仕方もあるので下に紹介しておきます。
(ex:黒太字+下線)(ex:キーワードを黄色背景で囲む)
文字の背景色について
×強調色(特に背景色)を多用すると見えづらくなる(↑は悪い例)
○シンプルな色使いのほうが見やすい(↑はいい例)
文字の背景に色をつけるのは基本的に見にくくなるのであまりやらないほうがいいです。
やるにしても、重要なキーワードを背景色で囲む、という前述の使い方程度に留めるほうが無難です。
繰り返しになりますが、ここでも重要なポイントは「他人の目から見て見やすいかどうか」を考えることです!
ライティングのポイント~主語・述語・修飾語の位置に気を配る
【課題】×一文が冗長になると読みにくい
×書き出しと文末が対応していない(ex:その理由は、~~~という理由でした。なぜなら、~~~ということです。etc…)
【改善策】主語と述語はできるだけ近くにおく。修飾語と被修飾語もしかり。主述の対応関係も常に意識。
主語と述語の間に言葉が多いほど、分かりにくい文章になります。なぜなら、述語を読む時には、既に主語を忘れているからです。
●悪い例
松尾は、2011年10月16日、京都コンサートで、ベートーヴェンの運命を弾いた。
●良い例
2011年10月16日、京都コンサートにて松尾は、ベートーヴェンの運命を弾いた。
修飾語は、被修飾語の近くにおく。
修飾語がどの言葉にかかるのかを意識しましょう。
●悪い例
決して、良い子の皆さんはマネをしないでくださいね。
●良い例
良い子の皆さんは決して、マネをしないでくださいね。
修飾語が複数ある場合は、長い修飾語を、被修飾語の近くにおく。
長い修飾語は前に、短い修飾語は後ろにおきましょう。
短い修飾語は、長い修飾語に比べて存在感が弱いので、被修飾語の近くにおかないと、読んでいるうちに忘れます。
●悪い例
黄金の、勝者に相応しいチャンピオンベルトである。
●良い例
勝者にふさわしい、黄金のチャンピオンベルトである。
【参考】よい文書作成の心得 http://goo.gl/cl7sCI
文章が長くなってきたら区切る、止める
●悪い例
この記事では世界史の指導法、その中でイギリスの歴史の指導法について紹介していて、その内容は、近代のイギリスを扱ったものなのですが、この時期は英国史の中で俗に「長い18世紀」と呼ばれることもあり、その後のイギリスの在り方に大きな影響を与えた非常に重要な時期です。
文章は細かく区切ったほうがベターです。また、主語と述語の対応関係を常に意識して、「シンプルな文章」になることを心がけます。
●よい例
この記事は世界史の指導法について、特にイギリスの歴史の指導法について扱っています。その具体的な内容は、英国史の中で俗に「長い18世紀」とも呼ばれる近代イギリス史です。この時期は、その後のイギリスの在り方に大きな影響を与えた非常に重要な時期です。
ライティングのポイント~漢字とひらがなのルールを徹底する
【課題】漢字とかなの使い分けが甘い。
【改善策】難しい漢字は使わない。表記ゆれにも注意。
漢字・ひらがな・カタカナの使い分け
漢字とひらがなの使い分けルールは可能な限り、徹底しましょう。
勿論、記事のターゲット層や著者のキャラクタ-によって使い分けルールは変わりますが、一つの記事内で統一したルールをもつようにしましょう。
もし、「漢字かひらがなのどちらを使えば良いか分からない場合」は、なるべく読みやすくなる、ひらがなを使うようにしましょう。
●ひらがなを使った方が良いケース(漢字を使うと重たい印象になり、心理的に読みにくくなる)
敢えて → あえて
貴方(貴女) → あなた
予め → あらかじめ
改めて → あらためて
併せて → あわせて
言う/言わば → いう/いわば(但し、動作として「喋る」という意味であれば「言う」を使う方が良い)
致す/致します → いたす/いたします
頂く/戴く → いただく
所謂 → いわゆる
暫く → しばらく
是非 → ぜひ
但し → ただし
子供達 → 子供たち
午後3時頃迄 → 午後3時ごろまで
~~という事です。→~~ということです。
漸く→ようやく
●カタカナをつかって印象を強めるケース
わくわく →ワクワク
どきどき → ドキドキ
さらに詳しい資料ダウンロードはこちら
以上、記事の体裁面の改善策についてお伝えしました。
ご不明な点ありましたら、担当者もしくは運営部宛に直接ご連絡ください。
これからもオリジナリティあふれる記事を作成していきましょう!
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