「先生、ありがとう」が忘れられなくて。20代で一般企業から塾業界へ“出戻り転職”した理由
「先生、ありがとう」が忘れられなくて。20代で一般企業から塾業界へ“出戻り転職”した理由
「残業もないし、お休みもしっかり取れる。でも、何かが違う…」
せっかく入った会社がいわゆる“ホワイト”な環境でも、ふとそんなモヤモヤを抱えることはありませんか?
そして思い出すのは、学生時代に夢中になった「塾講師のアルバイト」の記憶。
今回は、新卒で大学の事務職に就職するも「やっぱり直接生徒と関わりたい」という思いに気づき、20代で塾業界へ“出戻り転職”を果たしたAさんにインタビュー。
異業種に出たからこそわかった「教育の本当のやりがい」と、プロと一緒に見つけた「自分だけのキャリアパス」について、赤裸々に語っていただきました。
👤 【今回お話を伺った方】Aさんのプロフィール
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年齢: 26歳
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学生時代: 個別指導塾で4年間アルバイトを経験。
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前職: 新卒で大学の事務職に入社。残業の少ないホワイトな環境だったものの、学生と直接関わる機会が少ない配属先で「誰の役に立っているのかわからない」とモヤモヤを抱える。
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現在: 「やっぱり教育が好き」と気づき、個別指導塾へ転職。現在は副教室長として、生徒個々の課題に寄り添う学習カウンセリングや教室運営に奮闘中。
【Q1】前職は残業も少ない「大学の事務職」。なぜ転職を考えたのでしょうか?
Aさん:
前職は本当にホワイトな環境でした。でも、配属先の問題もあって、思っていた以上に学生と直接関わる機会がなかったんです。
毎日パソコンに向かって事務作業をこなす中で、「私はいったい、誰の役に立てているんだろう?」という疑問がどんどん膨らんでいきました。
同じ「教育機関」にいるはずなのに、目の前の学生の成長や変化を肌で感じられないことが、私にとっては一番の苦痛だったんだと思います。
【Q2】「やっぱり直接生徒と関わる仕事がしたい」と気づいたきっかけは?
Aさん:
学生時代に個別指導塾でアルバイトをしていた時の、ある生徒の顔が忘れられなかったからです。
その子は中1の秋に入塾してきたんですが、実は「問題を解く時に答えを書き写す」という癖がありました。
理由を聞くと、小学生の頃に分からない問題を質問したら、クラスの子にバカにされて、それがトラウマになっていたんです。焦りから答えを写してしまっていたんですね。
私自身もそれまで、「わからないところある?」という“はい・いいえ”で答えられる質問(クローズドクエスチョン)ばかりして、彼女のSOSを引き出せていなかったことに気づきました。それからは、分野によっては小学生の内容まで戻ったり、彼女の「なんで?」という性格に合わせた指導を徹底しました。
結果、第一志望に見事合格。「先生、ありがとう!」と一緒に涙を流して喜んだあの瞬間の温度が、どうしても忘れられなかったんです。
【Q3】転職活動の際、塾選びでこだわったポイントは何でしたか?
Aさん:
「生徒個々の課題にしっかり向き合える環境であること」です。
でも実は、最初はこれをうまく言語化できていませんでした。転職エージェントに相談した時、最初は漠然と「講師職」を希望していたんです。
でも、担当のアドバイザーさんが私の過去の経験を深くヒアリングしてくれて、「Aさんの強みは、生徒の話に耳を傾け、本質的な課題を発見する力ですね」と言葉にしてくれました。さらに、「講師として教えられる科目には限界があるけれど、商材やサービスを組み合わせてその子に最適な学習を提案する『学習カウンセラー』や『教室運営』のポジションなら、Aさんの強みが一番活きるし、やりたいことが叶いますよ」と教えてくれたんです。プロの視点に、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
【Q4】現在「副教室長」として働いていて、前職の経験が活きていると感じる瞬間はありますか?
Aさん:
めちゃくちゃ活きています!塾の教室って、1つの拠点が一つの小さな会社のようなもので、経理や総務など思っていた以上に事務仕事が多いんです。
前職で事務を経験していたおかげで、同時期に入社した社員よりも素早く正確にこなせているという自負があります。今の会社は「生徒との1on1面談」を最重視していて、面談のためなら事務仕事の納期を少し待ってくれるくらい生徒ファーストなんです(笑)。
バイト時代の塾は「地元の有名●●高校に何人合格させるか」という目標が強く、そこに少し違和感があったのですが、今の会社は「その生徒に最適な志望校を見つける」というスタンス。事務処理をサクッと終わらせて、生徒個人の部活の悩みや進路選択にじっくり向き合えている今、毎日が本当に充実しています!
【まとめ】あなたの「やっぱり好き」という気持ち、大切にしませんか?
「今の仕事も悪くはないけど、誰の役に立っているか実感できない」
「もう一度、生徒の『わかった!』という笑顔が見たい」
Aさんのように、異業種を経験したからこそ「自分の本当の強み」や「教育の仕事の尊さ」に気づく方はたくさんいらっしゃいます。
そして、教育業界でのキャリアは決して「講師」だけではありません。
「自分にはどんなポジションが合っているんだろう?」
「生徒一人ひとりに寄り添える、方針の合う塾はあるかな?」
そんな疑問やモヤモヤがあるなら、まずは情報収集から始めてみませんか?
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