【徹底解説!】転職活動のスケジュールと流れ
転職を考えたとき、どのくらいの期間や時間が必要なのか、事前にどんな準備が必要なのか、何から手を付ければいいかなど、迷う方も多いのではないでしょうか?
しかし、とりあえず闇雲に求人を探したり、「何か良い求人があれば応募する」といったスタンスでいると、良い企業に出会えなかったり、いつまでも転職できないといったことになりかねません。
そこで今回は、少しでも転職を考えている方向けに、転職活動全体のスケジュール感や事前準備について解説していきます!
転職活動の期間と流れ
転職活動の期間は、一般的に2~3ヶ月と言われています。
もちろん、時期や人によって異なりますが、塾の正社員の場合は季節講習などの影響でもう少し長くかかる場合もあるようです。
転職スケジュールイメージ

転職活動のステップ
では、ここからは具体的に転職活動の各ステップごとにスケジュールを見ていきます。
各ステップに必要な日数から逆算して、準備を進めていきましょう。
①事前準備
転職活動をスタートするにあたり、まず最初にやっておきたいことは、転職の目的を明確化することです。
就職活動などではよく「自己分析」→「企業分析」の順で準備を進めるよう言われることもありますが、その前提として自身の価値観やこだわりを棚卸しすることが重要です。
なぜなら、塾の正社員を目指す場合、塾ごとに目指していることや社風が大きく異なるためです。
また、これはどの業界にも言えることですが、どの企業にも長所があれば短所もあります。
自分の価値観を把握し、転職の目的やその優先順位を明確化しておくことができれば、自身と最もマッチしている企業を説明会や面接の中で見極めることができるでしょう。
ではどのように、転職の目的を明確化すれば良いのでしょうか。
次の3つの面から考えてみてください。
①仕事面:職種や仕事内容、キャリアパスなど入社後どんな仕事をするかなど
②条件面:給与や待遇、ライフワークバランスなど
③環境面:社風や風土、一緒に働く人の雰囲気など
これらに優先順位をつけ、言語化してみると、
「責任が重くても、給与が高い仕事が良い」
「仕事だけでなくプライベートも大事にしたい」
「風通しが良くて、自分の意見が通る環境で働きたい」
といったこだわりが見えてくると思います。
特に塾の場合、「正社員は教える仕事をしていない」「集団指導と個別指導のどちらもやっていて、将来異動の可能性がある」などといった仕事面での差が大きいので、仕事内容にこだわりがある方は、深堀りして考えておくと良いでしょう。
これらを明確にしておくことで、選考が進んだ後、A社とB社どちらにしようかと迷ったときに決めやすいので、まず最初にこの点を考えてみてください。
②書類作成、応募
自分の価値観やこだわりが見えてきたら、いよいよ応募する企業を決めていきます。
「転職成功者は1社の内定を得るのに27.0社に応募している(dodaエージェントサービス調べ)」というデータもありますが、実際に塾の正社員を目指す場合も複数社応募することが重要です。
内定までに応募した企業数

※塾講師ステーションキャリアを利用して内定を得た人のデータ
転職活動では1社ずつ順番に選考を進めることはおススメしません。
複数社の選考を並行することで比較検討しやすいのはもちろんのこと、内定が出る時期をそろえることが可能です。
転職の場合、内定後1週間程度で入社意思の有無を伝える必要があるため、他社の選考結果を待てなくなり、妥協で入社してしまうという人も少なくありません。
自分にとって納得のいく転職とするために、複数社の応募・選考を並行して進めましょう。
③面接
面接は2~3回程度行われるのが一般的です。
会社に勤めながら転職活動している人はスケジュールのやりくりや、仕事の合間を縫っての企業研究など忙しくなりますが、一度決めた日程を後で変更することのないように日程調整しましょう。
また、面接は試験ではありません。
「受かるためにどう話すか」ばかりでなく、自分にマッチしている企業か見極める場という意識で臨めるよう、準備しましょう。
具体的な対策は下記の記事も参考にしてみてください!
面接対策記事リンク入れる
④内定・退社・入社
内定が出たら、入社する意思があるかどうかを期日までに伝えます。
キャリア採用の場合、回答期日は1週間程度となることが一般的です。
この際、他社の結果次第で決めたいということもあろうかと思いますが、他社選考の状況によって期日を延ばしてもらうことは難しい場合が多いようです。
なので、初めに述べたように、自分自身の軸を明確化し、内定受諾または辞退の判断をできるように事前に準備しておきましょう。
内定受諾したら、現職の退職準備です。
一般的には、1か月前までに直属の上司に退職の意向を伝えますが、会社によって就業規則が異なるので、事前に確認しておきましょう。
ここで、今の会社から引き止めに合う場合もありますが、なるべく円満に退職したいところですよね。
ポイントは、「あいまいに伝えないこと」です。
そのためにも、内定通知書を受け取ったあとに、具体的な期日を伝えて退職交渉を進めるようにしましょう。
転職活動におススメの時期
キャリア採用は新卒の就職活動と違い、決まったシーズンに一括で実施していません。
一般的には多くの企業で、決算期の変わり目(4月・10月など)の前に求人が増える傾向はありますが、企業によって積極的に採用をする時期にはばらつきがありますから、どの時期だから採用されやすいといったことは実はありません。
塾の場合、学期のはじめや夏期講習など新入生の多い時期に研修を終えて現場デビューできると、生徒や保護者とのコミュニケーションが取りやすいといったメリットがありますので目安とすると良いかもしれませんね。
いずれにしても、今出ている求人がずっとあるわけとは限りません。
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