塾講師の正社員の仕事はつらい?実態や就職前に知っておきたいこと
塾講師の正社員の仕事はつらい?実態や就職前に知っておきたいこと
塾講師の正社員の仕事がつらいと言われることがありますが、実際はどうなのか。つらいと言われる理由と、事前に知っておきたい知識や心構えについて解説します。現在、学生としてお勤めの中で、正社員での塾講師を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
塾講師の正社員ってつらいの?
塾講師の正社員がつらいと言われる理由
塾講師の正社員になる前に知っておきたいこと
つらいと言われる塾講師の正社員も取り組み次第で働きやすくなる
塾講師の正社員ってつらいの?

厚生労働省『令和2年雇用動向調査結果の概況』
より塾講師ステーションにて制作
厚生労働省のデータを見ると、「教育、学習支援業」は全16業種の内、4番目に離職率が高いとされています。その離職率の高さから巷で囁かれる「塾講師の正社員はつらい」と言われる実態を示しているような印象を受けます。
ただ、離職率が高いという理由だけで仕事の負担が大きいと判断することはできません。仕事をつらいと感じるかどうかは実際の業務の負担よりも、事前に仕事内容を把握できていて、心づもりができているかによるものが大きいためです。
塾講師の正社員がつらいと言われる理由
塾講師の仕事は授業のみならず、多岐にわたります。しかし、塾講師の仕事は教えることに徹すると思っている人も多く、実情が異なったことが離職の引き金になっている場合が多いです。なぜ塾講師の正社員がつらいと言われるのか、理由を解説します。
保護者対応が多い

社団法人全国学習塾協会『学習塾業の雇用管理に関するアンケート調査結果』
より塾講師ステーションにて制作
塾講師の成果や業績を測る指標はどれだけの生徒が入塾したか、どれだけ売上を伸ばしたかではありません。むしろ、保護者からの評価の重要度が高く、上記の図にあるように3番目に重要視されている指標なのです。
そのため、生徒はもちろん保護者とも向き合うことが重要です。厳しい指摘をする保護者が一定数いることも事実で、その中でもいかに評価を落とさないかが求められます。
営業と講師業務などを兼任することもある
塾講師の仕事は自分の受け持つ生徒を指導するだけにとどまりません。生徒のケアはもちろんのこと、新人講師のフォローなども塾講師の業務内容に含まれています。さらに、塾講師の業務内容には、営業もあります。
正社員の塾講師となった以上、塾の売り上げを伸ばさなければなりません。そのため、講師としてはもちろん、マネジメントや営業を兼任することも珍しくないのです。塾講師の担当する業務範囲は実に広いのです。
ノルマを課せられることがある
塾によってはノルマを課せられているところもあります。例えば入塾者数のノルマや講習の受講者数のノルマなど、塾によって様々です。このようなノルマを達成するために営業活動を行うこともあります。ノルマが課せられていることでプレッシャーを感じ、つらくなる方も多いようです。
退勤時間が夜遅い
塾での授業は基本的に放課後の夜間に行われます。そのため塾講師は、夕方から夜間にかけて最も忙しくなります。21時頃でも授業が行われていることが多く、補習が終わったときには時刻が23時頃を回っていることも。退勤後に終電で帰ることも珍しくありません。
塾講師の正社員になる前に知っておきたいこと
冒頭でも言及したように、塾講師の離職には業務の負担よりも、事前に業務内容を把握できていたかどうかが大きいです。ここでは、塾講師の正社員になる前に知っておきたいことについてまとめます。
売り上げに貢献することも業務

塾講師の正社員になれば、アルバイトとは違い、所属している塾の売り上げにより積極的に貢献しなければいけません。そのため、授業などでの生徒指導に加えて、営業など、売り上げに貢献するような業務も多く担うことになります。他にも、入塾希望者との面談やチラシ配布、売り上げの管理などのマネジメントも業務内容に含まれていることがあります。
業務内容は塾ごとに異なり、中には講師としての業務に集中できる場所もあります。ミスマッチを防ぐためにも、事前にどこまでが業務内容に含まれるのか確認することをおすすめします。
目標を持つことが大切

生徒の成績アップは必ずしもすぐに実現するものではありません。そのため、結果がすぐに出ずにつらいと感じてしまう人も多いです。重要なのは、目標を持つことです。目標を設定した上で日々の業務に取り組むことで、やりがいを感じるようになります。
目標に向かって日々の業務の取り組む中で、何らかの形で成果が出たときには達成感を感じることができます。
やりがいは自分次第で見出せる

仕事をつらいと感じるときもありますが、それでもやりがいを見出すことはできます。塾講師のやりがいとしてよく挙がるものが次の3つです。
生徒の成長
自分の受け持っている生徒の成績が伸びる、第一志望校に合格するなど、目に見える形で成果として現れたときが該当します。生徒が成長できたことはもちろん、自分の指導で成果を出せた時には塾講師をやってよかったという声が聞かれます。また、塾講師にとって生徒からの感謝の言葉は何事にも耐え難いです。
保護者の声
生徒の成長は塾以外にも、塾講師の目の届かないところでも見られます。例えば、受け持っている生徒が自宅でも進んで自習するようになったなど、塾ではわからないような変化を保護者から言われることも。自分の知らないところで生徒が成長していることを知ると、講師としてはとても嬉しいものがあります。
自身の成長
塾講師として仕事をするにあたり、様々なスキルを用いることになります。いかにわかりやすく伝えるか、信頼関係を築くかなど、決して簡単なことではありません。しかし、試行錯誤し、生徒の理解度が向上したり、心を開いたりしたときには達成感と共に、自身も成長できたと実感します。
講師業務に専念したい場合は「プロ講師」になる道もある

塾講師の中には講師業務に専念している講師もいます。講師業務に専念している講師は、「プロ講師」と呼ばれています。講師業務についてノウハウが整っているため、アルバイトでも正社員でもなく、フリーランスのような扱いになります。
プロ講師は講師業務に集中できるため、自分の授業のレベルアップに専念することが可能です。プロ講師について詳しく知りたいという人は以下からチェックしてみてください。
つらいと言われる塾講師の正社員も取り組み次第で働きやすくなる
塾講師の正社員の仕事について、就職前に知っておきたいことを中心にまとめました。離職率が高いと言われる塾講師ですが、つらいと言われる理由は業務範囲や労働環境によるものが中心です。
塾講師というと教える業務が中心に思われがちですが、実際には業務範囲が広いので、事前にどのような仕事をすることになるのか把握できているといいでしょう。また、つらいと感じても心持次第では働きやすくなります。塾講師としての仕事に対してやりがいを見出すことで前向きに働けるようになります。
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