【塾・正社員転職ガイド】教室長・運営ではなく”講師”をやりたいなら

「せっかく塾で働くなら、子どもに勉強を教える仕事がしたい」
「運営や数字管理よりも、生徒の成長に直接かかわりたい」

そう考えている方にとって、塾業界の正社員求人は少しギャップを感じるかもしれません。
実は多くの塾では、【正社員＝教室長・運営職（マネジメント中心）】というポジションが主流
一方で“講師として教える”ポジションは大学生アルバイトが担っているケースが大半です。

では、「教えることを仕事にしたい人」が正社員として働ける場所はないのか？
そんな方にぜひ知ってほしいのが、中学受験を扱う集団指導塾の世界です。

「教える」正社員が今、求められているのは中学受験塾

実は今、中学受験塾では社会人講師の正社員採用が活発になっています。
そこには以下のような理由があります。

中学受験塾の対象は小学生。まだ感情も不安定な時期で、
大学生アルバイトでは対処しきれない場面も多いのが実情です。

だからこそ、落ち着きと包容力を持った社会人講師が重宝されているのです。

中学受験では保護者との連携が欠かせません。
志望校の相談や学習フォローなど、保護者面談の機会も多く、
社会人としてのマナーや信頼感ある対応が必要とされます。

難度の高い入試問題、小学生に伝わるように分解・解説する力、
そして志望校合格まで導く計画性と責任感。

これはまさに、プロの講師としての力が問われる仕事です。

中学受験塾では、複数の講師が連携して教室を動かします。
合格するには生徒が得意科目・苦手科目をバランスよく学習できるよう調整したり、精神面や体調面のサポートをチームで行っていく必要があります。
チームワークを図るうえで、安定して働ける社員講師が必要なのです。

「でも、自分は中学受験指導の経験がないし…」
そんな不安があっても大丈夫です。

多くの中学受験塾では、

✔ 独自教材と指導マニュアルの整備
✔ 充実した研修とOJT

といった仕組みがあり、未経験の方も1から学べる体制が整っています。

また、中学受験指導の経験がなくても、ご自身が中学受験経験があるという方はより有利です。
当時、どういう風に教えてもらうとわかりやすかったか、どういう声掛けをしてもらえると嬉しかったかなどを思い返し、活かしてみませんか？

そんな想いを、仕事にできる場所があります。

あなたの社会人経験や“教えることへの熱意”が、中学受験の現場では求められています

✓生徒の問いや気づきに応えるため、自分自身の指導方法を工夫したい
✓自分の指導教科の専門性を深め、生徒の興味関心を呼び起こし、受験だけでなく一生ものの学習につなげたい
✓同じ生徒を数年間に渡って指導し、合格を一緒に喜びたい

そんな熱い想いを持てる方、ぜひ中学受験塾で正社員講師を目指してみませんか？

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記事執筆者：塾講師ステーション情報局編集部

塾講師ステーション情報局上の記事の企画・執筆・編集をしています。
年100本以上の記事を執筆する有識者や塾バイト経験者をはじめとする、塾講師業界に関するエキスパート集団です。